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害虫とは?
害虫(がいちゅう)とは、人や、家畜、農作物や財産に不利益をもたらす主な昆虫ですが、大まかに下記のような分類ができます。
<ねずみ・衛生害虫>
ねずみ、昆虫その他、人の健康を損なうなど
ねずみ・カ・ハエ・ノミ・シラミ・イエダニ・トコジラミ(ナンキンムシ)・ゴキブリ・屋内塵性ダニ類 など
<食品・貯穀害虫>
人間の食品(加工・生鮮問わず)に対して危害を加える
ゴキブリ類・ハエ類・カツオブシムシ・コクゾウムシ・メイガ・タバコシバンムシ・チャタテムシ類・ダニ類 など
<木材害虫>
人間の所有する財産に対して害を加える
シロアリ類・キクイムシ類・シンクイムシ類・カミキリムシ類 など
<不快昆虫>
直接害を与える。姿形から気分を害する虫
クモ・アリ・ヤスデ・ゲジ・カマドウマ・ワラジムシ・ダンゴムシ・ゴミムシ・ユスリカ・ハチ類・ムカデ・ナメクジ など
<農業害虫>
農作物を食い荒らす
バッタ類・カメムシ類・アブラムシ類 など
ハチ

▲アシナガバチ(左)と
スズメバチ(右)の大きさの比較
ハチ(蜂)には多くの種類がいますが、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなどが知られています。ハチといえば毒針で刺すものと思われがちですが、むやみやたらに刺すものではありません。ハチに出会ったら頭を低くして刺激しないようにしてその場を去りましょう。(巣から遠ざかる)
また、毎年ハチに刺されて亡くなるひとがいますが、ハチの毒は主に痛み、血圧降下、蛋白質の分解(体組織の破壊)、アレルギー症状などを引き起こします。特に2回目以降は注意が必要で、一度刺されてできた抗体による過剰反応(アナフィラキシーショック)によるショック死の確率が高くなります。
<ハチから身を守るには>
もちろんハチに刺されない予防が第一です。
そのためには次のようなハチの習性を知り、注意することが必要です。
◆スズメバチは黒色のものを攻撃します。
◆ヒラヒラしたもの、毛製のものも攻撃対象にします。
◆体臭やヘアスプレー類の臭いもハチを刺激します。
◆ハチの忌避剤はありません。
<万一刺されたときの処置>
◆刺された部位を冷やす。水で洗う。(冷水、氷、保冷剤など)
◆仰向けに頭を低くする。
◆腕、足などを刺された場合には、心臓に近いところをきつく縛る。(約10分間毎に1分程度緩める事)
◆出来るだけ早く医師にみてもらう。
◆ハチや毒虫、毒蛇に刺されたり、咬まれた時の吸引器(ポイズンリムーバー)が有効です。山やフィールドなどに出かける際に携帯しましょう。
●ポイズンリムーバーの詳細は販売商品をご覧ください。
ハチは巣を守るために集団で攻撃してきます。特にスズメバチの針は薄い衣服をも通しますので、非常に危険です。蜂の巣の駆除は専門業者へご相談ください